HTMLとCSSってなに?
あなたが毎日見ているWebページは、主に2つの言語でできています。
「ここに文字」「ここに画像」という内容の設計図
色・大きさ・位置などおしゃれにする役割
ボタンを押したら動く、などのインタラクション
HTMLは家の骨組み・間取り、CSSは壁紙・インテリアのようなものです。まず骨組みを作って、それから飾り付けます。
すべてのHTMLファイルは、このおまじないから始まります。まずはこの形を覚えましょう!
<!DOCTYPE html> <!-- HTML5で書きますよ、という宣言 --> <html lang="ja"> <!-- ページ全体を囲む --> <head> <!-- ブラウザへの設定(画面には出ない) --> <meta charset="UTF-8"> <!-- 日本語を使えるようにする --> <title>私のページ</title> <!-- タブに表示される名前 --> </head> <body> <!-- ここに見える内容を書く --> <h1>こんにちは!</h1> <p>これは最初のWebページです。</p> </body> </html>
<head> は「ブラウザへの指示書」でページには表示されません。
<body> が「実際に画面に見える部分」です。コンテンツはここに書きます。
HTMLの基本 — タグを覚えよう
HTMLはタグという「命令」を使って書きます。タグは必ず <開始タグ> と </終了タグ> の2つがセットです。
<p>これは段落です。</p> ↑開始タグ ↑終了タグ(/ がつく)
終了タグの / (スラッシュ)を忘れないようにしましょう!
❌ <p>テキスト<p> → ✅ <p>テキスト</p>
<h1> が最大の見出し、<h6> が最小です。ページのタイトルは <h1>、その下の見出しは <h2> のように使います。
<h1>ページタイトル(一番大きい)</h1> <h2>大見出し</h2> <h3>中見出し</h3> <p>普通の文章はpタグを使います。</p>
ページタイトル(一番大きい)
大見出し
中見出し
普通の文章はpタグを使います。
<!-- リンク --> <a href="https://example.com">クリックしてね</a> <!-- 画像(終了タグなし) --> <img src="cat.jpg" alt="猫の写真"> ↑画像ファイル名 ↑説明テキスト(必須!)
<!-- 箇条書き(ul)--> <ul> <li>りんご</li> <li>バナナ</li> </ul> <!-- 番号付き(ol)--> <ol> <li>水を沸騰させる</li> <li>麺を入れる</li> </ol>
箇条書き(ul)
- りんご
- バナナ
番号付き(ol)
- 水を沸騰させる
- 麺を入れる
CSSの基本 — 見た目を整えよう
CSSは「どの要素を、どうデザインするか」を書きます。
h1 { /* セレクター:対象のHTML要素 */ color: red; /* プロパティ: 値; */ font-size: 32px; } p { color: #333333; /* カラーコードで色を指定 */ line-height: 1.8; /* 行の高さ */ }
<head> の中に書きます:
<link rel="stylesheet" href="style.css">
または <style> ... </style> タグの中に直接書くこともできます。
p { color: red; /* ① 色の名前(英語) */ color: #ff0000; /* ② カラーコード */ color: rgb(255, 0, 0); /* ③ RGB値(赤,緑,青) */ }
よく使う色:
オレンジ
緑
紺
黄色
白
黒
| プロパティ | 意味 | 例 |
|---|---|---|
color | 文字の色 | color: #333; |
background-color | 背景色 | background-color: yellow; |
font-size | 文字の大きさ | font-size: 18px; |
font-weight | 文字の太さ | font-weight: bold; |
text-align | 文字の位置 | text-align: center; |
margin | 外側の余白 | margin: 16px; |
padding | 内側の余白 | padding: 10px 20px; |
border | 枠線 | border: 2px solid red; |
border-radius | 角を丸くする | border-radius: 8px; |
width / height | 幅・高さ | width: 300px; |
すべてのHTML要素は箱(ボックス)です。箱には4つの層があります。
.box { margin: 20px; /* 外側の余白 */ border: 2px solid black; /* 枠線 */ padding: 10px 20px; /* 内側 上下10px 左右20px */ width: 300px; }
<!-- HTML --> <p class="red-text">この文字は赤くなる</p> <p id="main-title">IDでスタイルを当てる</p> /* CSS */ .red-text { /* クラスは . (ドット)で書く */ color: red; } #main-title { /* IDは # (シャープ)で書く */ font-size: 28px; }
class:同じクラスを何度でも使える(複数の要素に適用OK)
id:1ページに1回だけ使える。基本的に classを多く使うのがおすすめです。
レイアウトを作ろう
要素を横に並べるとき、最もよく使うのが display: flex です。
<!-- HTML --> <div class="container"> <div>ボックス1</div> <div>ボックス2</div> <div>ボックス3</div> </div> /* CSS */ .container { display: flex; /* 横並びにする */ gap: 16px; /* アイテム間の隙間 */ justify-content: center; /* 中央に配置 */ }
| justify-content の値 | 意味 |
|---|---|
flex-start | 左寄せ(デフォルト) |
center | 中央寄せ |
flex-end | 右寄せ |
space-between | 両端に配置し均等割り |
<!-- HTML --> <a href="#" class="btn">クリック!</a> /* CSS */ .btn { display: inline-block; background-color: #e85d04; color: white; text-decoration: none; /* 下線を消す */ padding: 12px 28px; border-radius: 6px; font-weight: bold; } .btn:hover { /* マウスを乗せたとき */ background-color: #c74f00; }
@media を使うと、画面の幅に応じてデザインを変えられます。
.container { display: flex; gap: 20px; } /* 画面幅が600px以下のとき(スマホ)*/ @media (max-width: 600px) { .container { flex-direction: column; /* 縦並びに変える */ } }
現代のWebはスマホで見る人が多数派です。スマホのデザインを先に考えて、大きい画面用に追加していくやり方を「モバイルファースト」といいます。
まとめ&練習問題
- HTMLはWebページの構造・内容を書く言語
- CSSはWebページの見た目・デザインを書く言語
- タグは
<開始>と</終了>がセット - CSSは
セレクター { プロパティ: 値; }の形 classは何度でも使え、idは1回だけdisplay: flexで横並びレイアウトが作れる@mediaでスマホ対応ができる
- 📝 VS Code(無料) をインストールしてHTMLを書いてみる
- 🌐 ブラウザ(Chrome等) でファイルを開いて確認する
- 🔍 右クリック→「検証」 で他サイトのコードを見てみる
- 🎯 自己紹介ページを1つ完成させるのが一番の近道!
HTML/CSSの基礎を学べました!たくさん書いて慣れることが一番の近道です。エラーが出てもOK。それが学びの証拠です。